様々な理由から転職を考えている看護師は多くいると思います。
看護師は転職先には困らないイメージがありますが、実際には不採用になってしまう人がたくさんいるようです。
そんな人の中には、
「なんで採用されないんだろう」
「面接に受かるためにはどうすればいいの?」
「そもそも転職するのって難しいの?」
このように悩んでしまう人はたくさんいると思います。
記事を書いている私ですが、看護師歴は5年であり転職した経験があります。
その中で私も転職に失敗した経験があり、その時は落ち込みましたしたくさん悩みました。
転職に失敗しないに越したことはないですよね。
そこで看護師の転職にて失敗しないためにはどうしていくべきかをまとめました。
面接にて採用されない原因5選
一般的なマナーが守れていない
看護師は実際に患者さんやご家族の方と接する機会がほとんどの仕事です。
そのため面接では一般的なマナーは見られています。
例えば挨拶ができなかったり、話す態度が悪かったりすると採用されない可能性は高いでしょう。
私が現在働いている職場の人事に聞いた話ですが、上下が違うスーツにスニーカーを履いて面接を受けた人がいたとかなんとか。
清潔感がなく、身なりが乱れている人は採用したくないですよね。
コミュニケーション能力が欠けている
患者さんや家族、地域にでると関係機関ともコミュニケーションを取っていくため、コミュニケーション能力は必要になってきます。
面接時に声が小さい、表情が暗いと関わりづらい人と判断されてしますこともあります。
また、面接官の質問に対して的を得た回答をしていないと、面接官も適切な判断をすることができなくなってしまいます。
応募先の情報の下調べが足りない
面接時には志望動機や面接を通して一貫性があるかを見られています。
応募先の情報の下調べが足りないと、どこに魅力や興味を感じて応募してくれているのか面接官には伝わりません。
突っ込まれた質問をされた際に答えられなくなってしまいますし、適当に返答していては一貫性がないと判断されてしまいます。
自分の志望動機を踏まえた一貫性のある受け答えを行っていく上では、応募先の情報の下調べは重要になってきます。
職場に求める条件が多すぎる
職場に求める条件が多すぎるのもあまり好ましくありません。
自分らしい働き方をするために給与や勤務時間を求めることは非常に大切だと思います。
しかし、あれもこれもと職場に求めてしまうと、「この人は扱いづらいな」と思われてしまいます。
職場側も職員全員のすべての要望を聞いていては仕事が回らなくなってしまいます。
自分が必要だと思う最低限の条件を持って、柔軟に対応していく事が重要です。
転職理由がネガティブ
面接官に「この人とだったら一緒に働きたい」と思わせることが採用されるうえで重要となってきます。
しかし、転職する理由がネガティブなものであれば一緒に働きたいとは思いませんよね。
例えば
- 前の職場の人間関係が悪かった。
- この職場は夜勤がないため体力的に楽だと思った。
このような理由をストレートに言うのはNGです。
嘘の理由を伝えるのはさらにNGなので、上記の理由の言い回しを考えたり、自分のスキルアップを考えたりして転職理由を伝えるのが良いです。
面接に受かるためのポイント・準備
面接にて採用されない原因5選を紹介しましたが、それらを踏まえて面接に受かるためのポイントや準備をお伝えします。
- 清潔感のある身なりを心がける
- 挨拶や話し方など一般的なマナーを守る
- 明るく元気に面接に挑む
- 応募先の職場の下調べをホームページや説明会にて実施する
- 自分が働くうえで何をしたいのか、応募先の職場の何に魅力を感じているのかと志望動機をしっかりと作りこむ
- 給料や勤務時間など自分の希望は必要ではあるが、最低限に絞っておく
- ネガティブな転職理由ではなく、ポジティブな理由を伝える。(ただし嘘は厳禁)
ここまでいくつも挙げてきましたが、まずどうすれば転職採用に受かるかを考えるのではなく、採用されない原因を踏まえたうえで対策していくのも一つの手かもしれませんね。
失敗は成功の基ともいいますからね。
看護師の転職が難しくない理由(実体験を踏まえて)
結論から言いますと看護師の転職は難しくありません。
私の話を少ししますと、大学病院に4年間勤めて転職に失敗し、2度の転職活動の結果、今は訪問看護師として働いています。
1度目の転職活動の時は実際ものすごく舐めていました。
看護師だったらどこでも雇ってくれるだろうと思い込んでいたため、志望理由も深くは考えておらずに面接に臨みました。
その結果、志望理由について深く突っ込まれボロがでてしまい、不合格となってしまいました。
その時は落ち込みましたが、何が失敗だったのかの原因を考察して次の就職活動を行ったところ、某訪問看護ステーションで採用されました。
現在看護師業界は引く手あまたの状況であるため、面接に受かるためのポイントをしっかり踏まえた上で面接に臨めば採用される確率がグンと上がります。
万が一不採用だったとしても、その経験をもとに新たに転職活動を始めていけばよいのです。
国家資格を持ち、就職先が豊富であるのが看護師の強みでもありますから、失敗を恐れず自分が望むライフスタイルに向かって挑戦していきましょう。
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